MATERNITY CARE

妊娠中・産後のからだに、
やさしく寄り添うケア

妊娠初期から、産後の骨盤ケアまで

つわりが落ち着いてきた頃から、お腹が大きくなるにつれて。妊娠中は時期によって、むくみ・腰痛・冷えなど、さまざまな不調が現れます。当院では、まずお身体の状態を丁寧に確認したうえで、その時々の不調に合わせて施術を調整しています。

対応している時期

PREGNANCY

妊娠中(妊娠初期から)

妊娠初期から施術を受けていただけます。まずお身体の状態を確認したうえで、その時期に出やすい不調に合わせて、やさしい刺激で施術内容を調整します。

POSTPARTUM

産後

腰痛や肩こりなど、つらい症状がある場合はいつでもご相談ください。骨盤の調整やトレーニングを目的としたケアは、産後3〜4ヶ月頃からが一般的な目安です。

妊娠経過には個人差があります。かかりつけの産婦人科での診察・指導も大切にしながら、当院では身体のケアの面でサポートいたします。ご不安な点があれば、ご予約の際にお気軽にご相談ください。

妊娠中、時期によって出やすい不調

妊娠週数によって、身体の状態も出やすい不調も変わっていきます。

初期 〜15週頃

出やすい不調:つわり、頭痛、不安感・情緒の不安定さ

からだも心も不安定になりやすい時期です。全身への強い刺激は避け、自律神経を整えることを中心に、やさしい施術で対応します。

中期 16〜27週頃

出やすい不調:腰痛、むくみ、肩こり

いわゆる「安定期」ですが、油断は禁物です。お腹や腰への直接的な強い刺激は避けながら、筋肉の緊張や血流のケアを中心に行います。

後期 28週〜

出やすい不調:腰痛の悪化、後期つわり、不眠・不安

お腹が大きくなり、骨盤への負担も増える時期です。骨盤まわりのバランス調整を中心に、出産に向けたお身体づくりをサポートします。

出血、強い腹痛、高血圧の疑いなど、気になる症状がある場合は、まず産婦人科にご相談ください。当院では、医療機関での診察と並行して、お身体のケアの面からサポートいたします。

妊娠中、知っておきたいツボ

東洋医学には、妊活・妊娠中に使われるツボが数多くありますが、刺激の強さや時期によっては逆効果になることもあります。たとえば三陰交・合谷は婦人科系によく使われるツボですが、強い刺激は子宮に影響するとされ、当院ではセルフケアとしてはご紹介していません。ここでは、比較的取り入れやすい2つをご紹介します。

内関
ないかん(PC6)

位置:手首の内側、手首のしわから指3本分ひじ側

つわり・吐き気の軽減に用いられることで広く知られているツボです。軽く指の腹で押さえる程度で十分で、妊娠中を通じて取り入れやすいツボのひとつです。

至陰
しいん(BL67)

位置:足の小指、爪の生え際の外側

逆子(骨盤位)のケアに用いられることで知られるツボです。

実施する時期や方法には専門的な判断が必要です。自己判断でのお灸は避け、まず当院にご相談ください。

産後、時期によって変わるケアの目安

「骨盤調整やトレーニングを始める時期」と「つらい症状のケア」は分けて考えています。腰痛など症状がつらい場合は、時期にかかわらずご相談ください。

産後1週間〜1ヶ月

出産直後は、腰痛の発症率が特に高い時期です。基本的には身体を休めることが優先ですが、痛みがつらい場合はこの時期でもご相談いただけます。お身体の状態を見ながら、負担の少ない施術で対応します。

産後3〜4ヶ月

開いた骨盤が戻り始める時期。骨盤調整やトレーニングを目的としたケアを始める、一般的な目安とされています。

産後半年頃まで

骨盤ケアが特に大切な期間です。ここでケアをしないと、腰痛・肩こり・体型の変化などが慢性化しやすいといわれています。

なぜ、骨盤や関節が緩みやすくなるのか

妊娠中は、リラキシンというホルモンが分泌されます。本来は子宮の筋肉を緩め、妊娠を継続させるためのホルモンですが、骨盤まわりの靭帯にも作用し、その柔軟性を高める働きがあります。

リラキシンの分泌
骨盤まわりの靭帯が緩む
骨盤が不安定になりやすい

特に妊娠後期にかけて、骨盤の中心にある恥骨結合が数ミリ〜1cmほど開くといわれています。これによって骨盤全体のバランスが崩れやすくなり、腰痛や恥骨まわりの違和感につながることがあります。

この靭帯の緩みは出産後すぐに元に戻るわけではありません。「産後は手首や指も痛めやすい」と言われるのも、リラキシンの影響が骨盤だけでなく全身の関節に及ぶためです。だからこそ、産後のケアには期間をかけて向き合うことが大切です。

おうちでできるセルフケア

「早く元の体に戻そう」と頑張るよりも、その時の体に合わせて少しずつ動いていくことが大切です。毎日全部をする必要はありません。体調に合わせて、できることから始めてみてください。

妊娠中・産後共通
1

呼吸をゆっくりする

妊娠中や産後は、呼吸の仕方も変化します。肩に力を入れず、ゆっくり呼吸してみましょう。呼吸を整えることは、体の緊張をゆるめる時間にもなります。

  1. 楽な姿勢になります
  2. 鼻からゆっくり息を吸います
  3. 肋骨が前後・左右に広がるように意識します
  4. 口からゆっくり息を吐きます

まずはゆっくり5呼吸くらいから。

2

無理のない範囲で歩く

歩くことは、妊娠中・産後の体にとって取り入れやすい運動です。「たくさん歩かなければ」と考えなくても大丈夫。まずは短い時間から、体調に合わせて歩いてみましょう。買い物や家の中の移動など、日常の動きも大切な活動です。

3

股関節をゆっくり動かす

座っている時間が長いと、股関節まわりが動かしにくくなることがあります。椅子に座って膝を左右にゆっくり動かす、痛くない範囲で股関節を動かすなど。「大きく動かす」よりも、気持ちよく動かせる範囲でゆっくり行いましょう。

4

足首を動かす

座っている時や横になっている時にもできる、簡単な運動です。足首を「曲げる→伸ばす」をゆっくり繰り返します。余裕があれば、足首をゆっくり回してみましょう。ちょっとした時間にもできるので、無理なく続けてみてください。

5

骨盤まわりの力を抜く

骨盤まわりは、「力を入れる」だけでなく、力を抜くことも大切です。呼吸に合わせて、肩やお腹、骨盤まわりの力をゆっくり抜いていきましょう。「頑張って力を入れる」よりも、ふーっと息を吐いて体をゆるめることを意識してみてください。

6

同じ姿勢を続けない

「正しい姿勢をずっと保つ」必要はありません。座り続けていたら立つ、立っていたら少し歩く、疲れたら横になる。このように、こまめに姿勢を変えることを意識しましょう。「良い姿勢」だけでなく、いろいろな姿勢を楽にとれることも大切です。

妊娠中
7

楽な姿勢を見つける

お腹が大きくなるにつれて、楽な姿勢も変わっていきます。「この姿勢が正しい」というものを無理に作るのではなく、自分が楽に呼吸できる姿勢を探してみましょう。座る、立つ、横になるなど、その時の体調に合わせて姿勢を変えてください。

産後
8

抱っこ・授乳では、赤ちゃんを自分に近づける

赤ちゃんのお世話では、首・肩・背中に負担がかかりやすくなります。ポイントは、自分が赤ちゃんに近づくのではなく、赤ちゃんを自分に近づけること。授乳クッションなども上手に使い、できるだけ無理のない姿勢を作りましょう。

9

赤ちゃんを持ち上げる時は、体に近づける

床やベッドから抱き上げる時、体から離れた位置で持ち上げようとすると負担が大きくなります。赤ちゃんに近づく→体に近づけて抱く→ゆっくり立ち上がる、の順を意識し、腰だけを曲げて持ち上げないようにしましょう。

10

少しずつ体を動かしていく

「早く元の体に戻したい」と思うかもしれません。でも、まず大切なのは回復することです。ゆっくり呼吸する、足首を動かす、短い距離を歩くなどから始め、体が回復してきたら「呼吸→体幹→股関節→全身」と、少しずつ動ける範囲を広げていきましょう。

産前・産後の体は、毎日同じではありません。昨日できたことが、今日はつらいこともあります。そんな時は、無理をしなくて大丈夫です。休むこともセルフケアです。

痛みや体調の変化がある場合は、無理に運動を続けず、必要に応じて医療機関にご相談ください。

当院のアプローチ

「あなただけの調整コース」(50分 ¥7,700)で、鍼灸・整体を中心に、その時期のお身体に合わせて施術します。

まず、状態を丁寧に確認

妊娠週数やお身体の状態、気になっている症状を丁寧にお伺いしたうえで、施術内容を決めていきます。

やさしい刺激の鍼灸

むくみ・腰痛・冷えなど、その時期に出やすい不調に、負担の少ないやさしい刺激でアプローチします。

産後は骨盤まわりを中心に

出産で開いた骨盤や、崩れた姿勢を整体でやさしく整え、産後の身体の回復をサポートします。

こんな方におすすめです

妊娠中のむくみ・腰痛がつらい
冷えが気になる
薬に頼らずケアしたい
産後の骨盤の歪みが気になる
出産後、体型の変化が気になる
育児で腰・肩に負担を感じる

そのつらさ、ひとりで抱えないでください

妊娠中・産後のお身体の変化に、やさしく寄り添います。まずはお気軽にご相談ください。